小説に出てきそうなカッコイイ名前がついてる心理効果

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たまには変わった切り口で

いつもは行動経済学などで役に立ちそうな心理効果を紹介していますが、
今回は違った切り口で、好みの名前がついた心理効果をご紹介します。

完全に個人の独断と偏見で選んでいるので異論は認めません(笑)

なお、効果自体はかっこよくない場合があります。

ツァイガルニク効果 Zeigarnik effect

達成した仕事よりも、未達や中断した仕事のほうが思い出しやすいという心理効果です。

やるべき事に集中するためには良い効果なのですが、
休日も仕事を思い出してしまって休んだ気にならないという人も多いようです。

僕の経験ですが、思い出すためのメモやスケジュールアプリを使うと、
安心して休日にリラックスすることができました。

ツァイガルニクはこの効果を実験的に証明した人の名前からきています。

ブラックスワン理論 Black swan theory

ありえないと思われていたことが突然発生すると、予想されていた場合よりも影響が苛烈になるという理論。

株やFXをしている人には有名な理論だと思います。
突発的なテロや災害後に市場は大きく反応します。

ブラックスワン理論には3つの特徴があります。

一つ目は予測できないこと。
二つ目は非常に強いインパクトをもたらすこと。
三つ目はあとから見れば偶然には見えず、それらしい説明がされることです。(後知恵バイアス)

後から予想していたことだと主張する専門家が出てきますが、後知恵でないかは検証が必要です。

ナシーム・ニコラス・タレブ氏の理論で、著書『ブラック・スワン』で詳しく書かれています。

由来は、もともとあり得ないだろうという比喩表現の黒い白鳥がオーストラリアで発見されたことから。

クリプトムネシア Cryptomnesia

忘れていた記憶が、あたかも自分が想像したかのように思い出されること。
クリプトムネシアによって、故意ではない盗作が発生しやすくなります。

他人からの盗作だけでなく、過去の自分の書いたものをもう一度書いてしまうといったこともあります。

創作をしている人にとっては恐ろしく思えるかもしれません。
しかし、あまり気にしすぎると想像力にフタをしてしまいます。

想像であってもクリプトムネシアであっても、よく練ればより良いものができます。
世の中の優れた発想や発明は、ほとんどが既存のものの掛け合わせからできているのですから。

語源は、ギリシャ語の「クリプトス」(隠された、秘密)より。

クロノスタシス Chronostasis

速い眼球運動のあとに時計を見ると秒針が1秒以上止まって見えること。
目を動かさずに意識だけを時計に向けてもクロノスタシスは起こりません。

見るものは時計に限らず速い眼球運動があるたびにクロノスタシスが起こっているとされています。
時計だと遅れたことに気付くというわけです。

しかも目だけでなく耳でもクロノスタシスは起こることが分かっています。
電話での呼び出し中に一方の耳からもう一方の耳に持ちかえると呼び出し音が長く感じられます。

時間の感覚は実際の時間に比べて歪んでいるというのは面白いですね。

名前はギリシア語の「クロノス」(時間)と「スタシス」(持続)より。

まとめ

何となくで選んでみた心理効果ですが、こうしてみると心理というのは不完全なものです。

僕がこうした心理効果が好きなのは、不完全さを知ることで人や自分を許せるところです。
完璧を望むと軋轢が生まれますし、なにより面白くないので(笑)。

性悪説というと悪く聞こえがちですが、ダメなところを人の意志で良くしていけるのは素晴らしいことです。

いろいろな心理効果がありますが、うまく利用していきたいですね。

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